Dexcom G7が2025年5月、日本国内で正式に販売開始されました。
この“ささない血糖測定”は、糖尿病を抱える人々だけでなく、健康管理を進化させる**次世代CGM(持続型グルコースモニタリング)**として注目されています。
本記事では、「Dexcom G7とは」「何ができる?」「保険は使える?」「どのスマホに対応してる?」「価格は?」といった多くの疑問を一つの記事で解決します。
さらに、Amazonで購入できる周辺アイテムも紹介しながら、あなたの“はじめの一歩”をしっかりサポートします。
Dexcom G7とは?何ができるデバイスなのか
Dexcom G7は、皮膚に貼るセンサーが体内の間質液中のグルコース(血糖)濃度を自動的に測定し、そのデータをスマホアプリにリアルタイムで表示してくれる機器です。
主な特徴
- 測定に針や採血が不要
- 10日間連続で自動測定
- 高・低血糖アラート機能付き
- アプリから家族や医師と共有可能
- 最短30分で使用開始
従来のように指先に針を刺す必要がなく、食事・運動・睡眠の中でどう血糖が動いているかを24時間グラフで把握できます。
Dexcom G7はいつから日本で使える?正式販売と背景
Dexcom G7は2023年から欧米で展開され、2025年5月に日本でも正式な医療機器として承認・販売開始されました。
- 製造販売元:Dexcom Japan合同会社(2025年3月から体制変更)
- 医療機器承認番号:30500BZI00035000
- 医師の処方が必要(医療機関経由で入手)
- 保険適用の対象となるケースあり(主に1型・2型糖尿病)
Dexcom G7の価格と保険適用の条件
気になるのは「価格はいくら?」「保険は使えるのか?」という点でしょう。
保険適用がある場合(医師の指導による処方)
- 月額コスト:約3,000~9,000円程度(3割負担換算)
- センサーは10日ごとに交換が必要
※医師の判断と診断条件によるため、詳細は医療機関での確認が必須です。
保険適用外の場合(自己判断での購入や併用目的)
医師の処方がない場合でも、参考用としてAmazon等で購入できる製品や関連アクセサリがあります。以下はその一例です。
■ Dexcom G7 本体スターターセット(非医療機関ルート)
病院での処方を受けられない方や、並行して自己管理を始めたい方におすすめのスターターセットです。医療機器としての正規運用とは異なりますが、実際の構造や使用感を把握したい方に適しています。
Dexcom(デクスコム) G7 CGMシステム(モニター表示機器)STK-GT-019 (本体+センサー1個)
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対応機種:Dexcom G7はどのスマホ・アプリで使える?
Dexcom G7は、専用アプリと連携して動作します。アプリの対応状況は機種ごとに異なるため、事前に確認しましょう。
スマートフォン対応機種(2025年版)
- iPhone 8以降(iOS 15以上)
- Google Pixelシリーズ(6以降推奨)
- Galaxy S21以降
- その他、Android 11以上かつBluetooth 5.0対応機
アプリ名
- Dexcom G7 アプリ(iOS / Android 対応)
- Dexcom Clarity(データ分析用)
対応スマートウォッチ
- Apple Watch Series 4以降(通知のみ表示可)
- Pixel Watch(Android連携可)
- Garmin / Samsung Watch(一部機能制限あり)
Dexcom G7を利用するには、対応するスマートフォンと、公式アプリのインストールが必要です。
以下から、お使いのOSに応じたアプリを入手できます。
- Androidの方はこちら:
Google PlayでDexcom G7アプリをダウンロード - iPhoneの方はこちら:
App StoreでDexcom G7アプリをダウンロード
※アプリは無料ですが、使用には対応デバイスとDexcom G7センサー本体が必要です。
Dexcom G7の使い方|初めての人でも安心な手順
- センサー装着
- 腕または腹部にセンサーを貼り付け
- 自動でセンサーが皮下に挿入される(痛みは少なめ)
- アプリと接続
- QRコードをスキャンしてBluetooth連携
- 30分のウォームアップで測定開始
- グラフと通知を確認
- アプリにリアルタイム表示
- 高・低血糖に自動アラート
- 10日ごとにセンサー交換
- アプリが交換タイミングを通知
- Amazonなどで購入した保護パッチを併用すると安心
Dexcom G7とFreeStyleリブレ2の違い|どっちが合う?
「Dexcom G7とリブレ2、何が違うの?」という質問も多く検索されています。
比較項目 | Dexcom G7 | リブレ2 |
---|---|---|
使用期間 | 10日 | 14日 |
測定方式 | リアルタイム連続測定 | スキャンで測定(NFC) |
アラート | 自動通知あり | 一部制限あり |
初期セットアップ | 30分 | 約1時間 |
アプリ対応 | iOS/Android両対応 | 同様 |
選び方のポイント:
- 常時グラフ表示で管理したい → Dexcom G7
- シンプルに血糖値だけ知りたい → リブレ2
よくある疑問とトラブル対処
スマホ側の通知設定・サイレントモードを確認
Amazonで販売されている固定パッチや保護シールで対策可能
Bluetoothの再接続または再起動を推奨
子どもや家族にどう説明する?親子トークのコツ
血糖値をモニタリングする意味は、大人でも難しく感じるものです。
子どもや家族には、こんなふうに話してみましょう。
「食べたごはんが体の中でお砂糖に変わるって知ってる?そのお砂糖が多すぎたり少なすぎたりすると、体が元気じゃなくなるんだよ。Dexcomっていう道具を使えば、スマホでお砂糖の量が見えるんだ。だから、元気に過ごすためのお守りみたいなものなんだよ」
まとめ|Dexcom G7で血糖管理はここまで変わる
- Dexcom G7とは、血糖値をリアルタイムにモニターできる持続型グルコース測定デバイス
- 2025年より日本で販売開始され、保険適用も一部対応
- アプリとスマホ・スマートウォッチで連携し、使い方もシンプル
- Amazonでは保護パッチや収納ケースなど周辺アイテムも購入可能
これから血糖値管理を始める方も、すでに治療中の方も、「知ること」から始まります。
Dexcom G7はその第一歩を支える、未来志向のツールと言えるでしょう。