「せっかく地球儀を買ったけど、ただ置いてあるだけ…」
そんな悩みをもつご家庭は少なくありません。実は、地球儀は“使い方”次第で、子どもの探究心をぐんぐん育てる学びの道具になります。
この記事では、小学生〜中学生のお子さんが楽しみながら地理への関心を深められる、地球儀を使ったアクティビティアイデアを10個厳選してご紹介します。
親子で遊ぶ・話す・調べる体験を通じて、世界への興味を育ててみましょう。
地球儀アクティビティの魅力とは?
地球儀は、ただ国を探すだけの“置物”ではありません。
子どもの好奇心を刺激し、「知りたい」「比べたい」「伝えたい」という学びの原動力につながります。特に次のような力を自然と育むことができます。
- 世界地図と実際の地球の“かたち”との違いを体感
- 国名や首都を視覚的にインプット
- ニュースや本に出てくる国をすぐに探せる実用性
- 親子で対話しながら世界について考えるきっかけに
デジタル教材や図鑑と違い、立体的な地球儀ならではの“距離感”や“方向感覚”も得られるのがポイントです。
年齢別!おすすめの地球儀アクティビティ10選
ここからは実際に家庭でできるアクティビティを紹介します。年齢に合わせたヒントも交えているので、すぐに活用できます。
1. 世界の国をさがそう
子どもが知っている国名(例:アメリカ、フランス、エジプトなど)を言ってもらい、その国を地球儀で見つけます。
おすすめ年齢:6歳〜
地球儀にふりがなや国旗があるタイプなら、自分で探せる達成感も得られます。
関連リンク:小学生におすすめの地球儀4選
2. 首都クイズを出し合う
「インドの首都はどこ?」「ブラジルの首都は?」など、親子でクイズ形式に。スマホと併用して調べても◎
おすすめ年齢:8歳〜
知識の確認だけでなく、「意外な首都」に気づくきっかけになります。
3. 世界一を探せ!
一番大きな国、一番小さな国、海に面していない国、などテーマを決めて探します。
おすすめ年齢:8歳〜
考える力・比較する力が自然に育まれます。
4. ニュースの国を探す
TVや新聞、YouTubeなどで出てきた国をすぐに地球儀で探してみる。
おすすめ年齢:7歳〜
日常と“世界”がつながることで、情報への興味も高まります。
5. 世界一周の旅を計画しよう
好きな国を5〜6つ選んで、どんなルートで回るかを地球儀で考える。国旗や食べ物を調べても◎
おすすめ年齢:10歳〜中学生
プレゼン形式にすれば、自由研究にも活用できます。
6. 親子で国旗ビンゴ
あらかじめカードに国旗を描いておき、地球儀でその国を探せたらビンゴ。
おすすめ年齢:6歳〜10歳
国旗がついている地球儀ならすぐできます。
7. 経度・緯度で座標ゲーム
「北緯40度・東経100度にあるのはどこ?」といった形で、ゲーム感覚で世界の位置を知る。
おすすめ年齢:中学生〜
地図帳との連携で、より深い地理感覚が得られます。
8. いま地球は昼?夜?
地球儀を使って「今、この国は何時くらい?昼かな?夜かな?」を考えるアクティビティ。
おすすめ年齢:8歳〜
地球の自転・時差・地球のしくみを実感できます。
9. “行ってみたい国”プレゼン大会
それぞれが行ってみたい国を1つ選び、理由や見たい場所をまとめて家族に紹介。
おすすめ年齢:小学生〜中学生
調べ学習+発表の力も育てられる万能アクティビティです。
10. 地球儀×デジタルでさらに楽しく!
AR対応の地球儀を使えば、スマホをかざすだけで国情報や文化が映像で飛び出す世界に!
おすすめアイテム:ほぼ日のアースボール、Orboot Earthなど
詳しくはこちら:ARで動く地球儀!?「ほぼ日のアースボール」を徹底レビュー
地球儀を“活用する”ことで生まれる学び
どんなに優れた地球儀でも、使わなければただのインテリア。けれど、今回ご紹介したようなアクティビティを通じて「世界って面白い!」と感じられたら、そこから学びはどんどん広がっていきます。
大切なのは、「調べる→わかる→伝える→もっと知りたくなる」というサイクルを作ってあげること。そのきっかけを地球儀が担ってくれるのです。
アクティビティは家族で楽しめば楽しむほど記憶にも残りやすく、親子の会話も増えていきます。ぜひ今日から、地球儀を“使って学ぶ”第一歩を踏み出してみてください。