「元素」と聞くと、なんだか目に見えない、ふわっとした科学の話に思えるかもしれません。
でも、金・鉄・銅のような金属はすべて「元素」の仲間。つまり、私たちは元素を毎日“見て・触れて・使って”暮らしているのです。
この記事では、金属元素とは何か、どんな種類があるのかを、親子で楽しく学べるように解説しながら、
本物の金属でできた「エレメントキューブ」という教材を使って、元素の世界を“手で学ぶ”方法をご紹介します。
金属元素ってなに?
元素には、金属と非金属があります。
金属元素とは、金属としての性質(光沢・電気の通しやすさ・延びやすさなど)を持つ元素のこと。
周期表では、全118種類の元素のうち約80%が金属に分類されます。
金属元素には、鉄(Fe)、銅(Cu)、アルミニウム(Al)など、身近な材料がたくさんあります。
これらは見たり触ったりできる、まさに「目に見える元素」なのです。
金属って、なにに使われているの?
金属元素は、身の回りのあらゆるものに使われています。
- 電線や回路 → 銅(Cu)
- 缶やサッシ → アルミニウム(Al)
- 台所の包丁 → 鉄(Fe)
- アクセサリー → 銀(Ag)、金(Au)
- 電池やスマホ → リチウム(Li)、コバルト(Co)、ニッケル(Ni)
これらはすべて周期表に載っている元素たち。だからこそ、周期表が「物質の地図」と呼ばれるのです。
「見てわかる元素」を手元に置くという学び方
理科の教科書には、元素の名前や性質が載っています。
でも、実物を見る機会はほとんどありません。
だからこそ、本物の金属を“自分の手で見て、触れる”ことができれば、理解はぐんと深まります。
「これはアルミニウム。とても軽い金属だね」
「これは銅。赤っぽくて、ちょっと重たいよ」
そんな風に、目や手で元素を学べる体験が、科学の興味を育ててくれるのです。
【おすすめ教材】本物の金属を学べるキューブセット
金属元素を“教材”として学べるツールのひとつが、こちらのエレメントキューブセットです。
GOONSDS エレメントキューブ(15種類の金属元素入り)
このセットには、15種類の金属元素が1cm角の立方体に加工されて入っています。
並べて重さを比べたり、色や質感を観察したり、まさに“手のひらの周期表”です。
- アルミ、鉄、銅、亜鉛、ニッケル、スズなど、本物の高純度金属を使用
- 精密加工された立方体で、並べても美しく見やすい
- 科学教材、コレクション、自由研究、インテリアとしても活用できる
教科書や図だけではわからなかった「金属のちがい」「元素の実感」を、手で体験することができます。
GOONSDSエレメントキューブ-15個の金属密度キューブのセットには亜鉛スズ銅鉄アルミニウムカーボンチタンニ…
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【おやこトークタイム!】子どもに伝える方法
金属は、「さわれる元素」だからこそ、子どもにとって学びやすいテーマです。
でも、「鉄や銅が元素だよ」と言われても、ピンとこないことも多いもの。
そんなときは、実際の金属キューブを見せながら、「これがアルミニウム。軽いでしょ」「これは鉄。ずっしりしてるよ」と体感させてみましょう。
それだけで、「元素は“見るもの”でもあるんだ」という実感が生まれ、学びが自然に深まっていきます。
まとめ
金属元素は、私たちの生活にとても身近な存在です。
でも、名前だけで終わってしまうと、ただの「暗記すべきこと」で終わってしまうことも少なくありません。
だからこそ、本物の金属に触れながら学ぶことで、元素の理解は格段に深まります。
- 金属元素は周期表の約80%を占める重要な仲間
- 鉄・銅・アルミなど、身の回りには多くの金属元素が使われている
- 本物の金属を見て、さわって、並べて学ぶことで、知識が実感に変わる
- エレメントキューブは、学習・体験・インテリアすべてに活用できる教材